通常早漏は成長とともに改善されていきますし、早い方は中学生のころから早漏状態ではなくなります。
20代に入っても改善されない場合は自分から行動を起こさない限り改善できないことがほとんどですし、性行為や自慰行為に不満が残ってしまったり、結婚しても性生活でズレが出てセックスレスになってしまうこともあるのです。
一昔前までは早漏治療のことを知らない方が多く、知っていても中々治療を受けようとするまで行かない方もそれなりにいました。
この記事では、早漏に悩む20代に向けて治療の基礎知識や治療方法などを紹介していきます。

早漏治療の基礎知識を紹介

早漏の多くは包茎であることが原因ですが、中には包茎でなくても早漏の方も存在します。
ペニスの先端にある亀頭には陰茎と比べて多くの神経が集まっており、中でも亀頭の裏側にある筋のような部分に集まっているため、この部分を改善しなければ早漏を治すことは困難です。
早漏治療は包茎手術が含まれることがありますが、基本的には亀頭を強くすることを指します。
最も素行性があるのが亀頭やカリと呼ばれる部分に薬剤を注射し、感覚を鈍くさせる治療方法です。
他には包茎手術で亀頭の裏側の部分を少し切除したり、薬剤を注射するのではなく塗って改善させる治療も存在します。
どの治療も年齢制限を設けていないことが多く、未成年でも保護者の同意書があれば受けることが可能です。
治療によって料金が異なりますし、使用する薬剤のランクによっても異なることがあります。
また、保険が適用されないため一般的な病気の治療よりも高額になってしまうので、ある程度の収入もしくは貯蓄が必要です。
包茎手術と同時に行う場合はより料金が高くなりますが、真性包茎の場合のみ保険を適用することができます。
包茎を改善させるだけで、自然と早漏でなくなる場合もあります。

早漏治療を受けられる場所

早漏治療は大きく分けて2つの場所で受けることができ、1つは泌尿器科、もう1つは男性器の治療を受けられる美容整形外科です。
どちらも医師免許が必要ですし、医師免許を持っていないと扱えない高度な医療機器があり、多くの男性が治療を受けています。
クリニックによっては受けられる早漏治療が異なることがありますが、亀頭に薬剤を注射する治療は多くのクリニックで扱っていますし、局所麻酔やクリーム麻酔が用意されているため痛みを感じることはまずありません。
ただし、普段からアルコールを過剰に摂取している方や体質的に麻酔が効きにくい方は早漏治療を断られる場合がありますし、断られなくても注射の痛みに耐える必要があることは頭に入れておきましょう。
包茎手術だけで問題ないと診断された方は、麻酔が効かない場合手術を行うことができません。
全身麻酔をお願いしても局所麻酔と比べて人体にリスクがあるため、真性包茎や急を要するカントン包茎でなければ行わないことが一般的です。
薬剤を塗る治療の場合、一見すれば簡単に行うことができますが、薬剤を処方してもらうことはできませんしクリニックへ通院して毎回塗ってもらう必要があります。

悩んでいる場合はまず相談を

10代同様20代もまだまだ多感な上、女性との交流も多くなる年ごろなので、早漏で悩んでいる方は相談しにくいと思い込んでいることがあります。
しかし、相談するところは用意されており、前述した泌尿器科や美容整形外科が該当します。
どちらも治療する前にカウンセリングを行う必要があり、その際自分の男性器を担当医や執刀医などに似せて同治療するか決めることが基本です。
20代なら恥ずかしいと感じる方も多いですが、20代だからといっても医師からしてみれば患者の1人ですし、毎日のように男性器を見ています。
近年では早漏治療に来る患者には男性の医師だけを担当させるクリニックが多いので、女性医師や看護師に見られたくないという方は事前にホームページで確認したり、実際に問い合わせて確認したりすることがおすすめです。
カウンセリングは初診代や通院費などの費用が掛かってしまうことがほとんどですが、中には相談のみ無料で行っている場合があるので、通える範囲のクリニックなら相談だけ聞いてもらうのもいいでしょう。
電話相談を行っている場合もあるので、ソノクリニックが通える範囲になくても利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

1度男性器を見せてしまえば、恥ずかしいという気持ちはある程度薄れてしまいますが、中々治療したくても1歩を踏み出せない方はまずインターネット上に投稿された体験談を読んでみることをおすすめします。
長々と治療せずにいると余計にコンプレックスが増大してしまいますし、女性といい関係になっても自信がなくなることもあるでしょう。
包茎手術も同時に行う場合はそれなりに費用が掛かってしまうので、早漏治療を考えている方は節約したり貯金を切り崩すことも考えたほうがいいですし、社会人の方はダウンタイムを考えてゆうきゅう休暇を取得しておくことをおすすめします。